第16回(平成24年度)
最優秀賞
部門賞
風景部門
人物部門
施設部門
審査委員特別賞
入選
佳作
応募状況
応募作品総数 655点 |
風景部門 | 289点 | |
文章 | 人物部門 | 182点 | |
文章 | 施設部門 | 59点 | |
文章 | イベント部門 | 125点 | |
応募者数 | 198人(内県外者37人) | 文章 |
総評
最近のカメラは、日進月歩で技術が進化し、軽便化されたうえに値段の方も安価となり、写真をする人達が使い易い商品が市場に出ています。
また、従来ですとカメラ店に出向かないとカメラは購入できませんでしたが、現在は、家電業界での販売が多くなりました。しかも最近のカメラは、デジタルですからフィルムは不要なうえ殆んど自動化されていますので、簡単に写真が撮れる時代になってきました。
このような中で行われた第16回しまねの農村景観フォトコンテストは、多種にわたる作品が応募されていました。一般にも見られないネイチャーフォトもあり幅の広い写真が撮られていました。島根県土の約七割は山や農村といわれていますが、自然界に作品化できる題材が豊富にあるという事を今回の審査会で改めて心強く感じました。
農村行事となっているイベントも、島根県は中国地方でも一番多くあるといわれる位で、特に農村の稲刈りの頃と田植の頃は、大なり小なり余り人に知られていない祭りが多くありますので、もっと多く応募されてもよいと思いましたが、これが全体の15%でした。
やはり一番多いのは風景部門で、44%でした。一般に撮影しやすい対象ですから当然と思います。人物部門は全体の28%でした。
審査中に気づいたことですが、部門の選択で風景部門か人物部門かどちらに応募したらよいか迷われた方も若干あるようでした。写真界のセオリーとして画面の半分以上に人物が写っていれば、周囲に風景的なものがあっても人物部門で応募されたらよいと思います。勿論これは、応募される皆さんの選択ですが、せっかく人物のよい作品が風景部門に出品されていますと入賞の機会を逃す場合があります。
又、施設部門は、農村を歩いて見るといろいろな所で目につきますが、これの応募が少ないのが不思議です。
いずれにしても本県の農山村には、多くの被写体がありますので、生活する人々の姿とこれらを題材に影像化して応募して欲しいと思います。
最近は、山景や農村を専門的にして撮影しているアマチュアカメラマンが増えています。これは変わり行く農山村の情景を記録的にもテーマとして撮っている人が増えたためではないでしょうか。
農村の四季には、人々の心を癒してくれる不思議な情景や風景が多くあるからでしょうか。楽しさと美しさを求める人達が多くなってきています。
(写真家/川本 貢功)
また、従来ですとカメラ店に出向かないとカメラは購入できませんでしたが、現在は、家電業界での販売が多くなりました。しかも最近のカメラは、デジタルですからフィルムは不要なうえ殆んど自動化されていますので、簡単に写真が撮れる時代になってきました。
このような中で行われた第16回しまねの農村景観フォトコンテストは、多種にわたる作品が応募されていました。一般にも見られないネイチャーフォトもあり幅の広い写真が撮られていました。島根県土の約七割は山や農村といわれていますが、自然界に作品化できる題材が豊富にあるという事を今回の審査会で改めて心強く感じました。
農村行事となっているイベントも、島根県は中国地方でも一番多くあるといわれる位で、特に農村の稲刈りの頃と田植の頃は、大なり小なり余り人に知られていない祭りが多くありますので、もっと多く応募されてもよいと思いましたが、これが全体の15%でした。
やはり一番多いのは風景部門で、44%でした。一般に撮影しやすい対象ですから当然と思います。人物部門は全体の28%でした。
審査中に気づいたことですが、部門の選択で風景部門か人物部門かどちらに応募したらよいか迷われた方も若干あるようでした。写真界のセオリーとして画面の半分以上に人物が写っていれば、周囲に風景的なものがあっても人物部門で応募されたらよいと思います。勿論これは、応募される皆さんの選択ですが、せっかく人物のよい作品が風景部門に出品されていますと入賞の機会を逃す場合があります。
又、施設部門は、農村を歩いて見るといろいろな所で目につきますが、これの応募が少ないのが不思議です。
いずれにしても本県の農山村には、多くの被写体がありますので、生活する人々の姿とこれらを題材に影像化して応募して欲しいと思います。
最近は、山景や農村を専門的にして撮影しているアマチュアカメラマンが増えています。これは変わり行く農山村の情景を記録的にもテーマとして撮っている人が増えたためではないでしょうか。
農村の四季には、人々の心を癒してくれる不思議な情景や風景が多くあるからでしょうか。楽しさと美しさを求める人達が多くなってきています。
(写真家/川本 貢功)